S3使用構築【最終2252位,レート1910】トリルゲザン対面構築
初めまして。
ティークです。
初めての構築記事投稿となります。
至らない点も多々ありますが、温かい目で見ていただければ幸いです。
【コンセプト】
【構築経緯】
S3からパラドックスポケモンが解禁され、ハバタクカミやテツノツツミを筆頭に素早さラインがS1,S2より上がるであろうと予想し、トリックルームが環境に刺さるのではないかと思い構築を考えました。
- 構築の軸となるトリックルーム要員としてミミッキュを採用
- トリックルームエースとして技が通りやすく、火力も高いドドゲザンを採用
- ミミッキュ+ドドゲザン@1を考えた際に、初手要員として対面性能が高いポケモンを採用したいと考え、ハバタクカミとセグレイブを採用
- 初手要員の2匹が鋼タイプに弱いを感じ、炎枠としてテツノドクガを採用
- セグレイブ+ヘイラッシャの並びが重たいと感じ、水ロトムを採用
【個別紹介】
以下に採用順に記載します。
ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:ゴースト
性格:いじっぱり
特性:ばけのかわ
実数値:159(228)-154(236+)-106(44)-×-125-116
H:16n-1 かつ 10n-1調整
A:11n調整
HB :A特化セグレイブのつららばり4回をばけのかわダメージ込みで99.8%耐え
技構成:じゃれつく/かげうち/トリックルーム/のろい
この構築の要その1
ばけのかわの行動保障 + トリックルームは竜舞カイリューやクエスパトラなど、素早さを上昇してくる相手に展開を許しても切り返すことが容易にできるので、扱いやすく強かったです。
Aにかなり努力値を割いたことによって、トリックルーム要員だけでなく、アタッカーとしても運用ができました。
テラスタルはゴーストで採用していますが、1度もミミッキュにテラスタルは使用しなかったです。
ドドゲザン@くろいメガネ
テラスタイプ:あく
性格:いじっぱり
特性:そうだいしょう
実数値:207(252)-205(252+)-140-×-105-71(4)
この構築の要その2
性格はトリックルームを展開しなくても扱いやすいようにSに下降補正をかけませんでした。
選出を考える際は最初にドドゲザンが相手に刺さっているかを考える程、このパーティにおいて重要な役割を担っておりました。
くろいメガネ + 悪テラスタルで特化アーマーガアも確定2発が取れる程の超火力なので、基本的にタイプが不利ではない限りこのポケモンで対応できます。
悪と格闘に打点を持てるようにフェアリーテラスタルを使用したこともありましたが、悪テラスタルの方が勝てる相手が多かったです。
ハバタクカミ@きあいのタスキ
テラスタイプ:ノーマル
性格:おくびょう
特性:こだいかっせい
実数値:131(4)-×-75-187(252)-155-205(252+)
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/ちょうはつ
対面性能高い要員その1
最初は技範囲を広げるために格闘テラバーストを使用していましたが、撃ちたい主な相手がバンギラスとドドゲザンしかいなく、撃つ機会が少なかったため、ミラーやミミッキュを意識してノーマルに変更しました。
ちょうはつを採用することによって、初手に出てきやすいステルスロックや壁張りの展開を防ぐことができて使いやすかったです。
セグレイブ@とつげきチョッキ
テラスタイプ:じめん
性格:いじっぱり
特性:ねつこうかん
実数値:213(180)-216(252+)-113(4)-×-107(4)-116(68)
HB :無補正ガブリアスの地震を99.6%で2耐え
HD:C特化眼鏡サーフゴーのシャドーボールを確定で2耐え
S:無振りミミッキュ(本構築のミミッキュ)と同速
技構成:きょけんとつげき/つららばり/じしん/こおりのつぶて
対面性能高い要員その2
説明不要の対面最強ポケモンです。
Aは火力が欲しかったので極振りです。
残りは最低限のHを確保しつつ、バンビーさんが「パーティ内に同じS実数値のポケモンを採用すると情報戦で有利に立ち回れる」言っていたのを思い出し、ミミッキュと同じS実数値で採用しました。
その結果、セグレイブが倒されて後ろからミミッキュを出したときに、トリックルームを展開するべきか、そのまま攻撃するべきかの判断材料になって扱いやすかったです。
しかし、ミラー対決で負けまくったのでS252振りでもよかったかもしれないです。
テツノドクガ@ブーストエナジー
テラスタイプ:みず
性格:ひかえめ
特性:クォークチャージ
実数値:190(124)-×-111(156)-203(44+)-146(4)-170(180)
HB :無補正珠ミミッキュのシャドークローを96.4%で2耐え
HD:特化ハバタクカミのシャドーボールを確定で2耐え
C:H4振りミミッキュが皮ダメ+珠ダメ2回+ほのおのまいで87.5%で落ちる
H252D4カバルドンをテラバーストで確定一発
S:最速イダイナキバ抜き
技構成:ほのおのまい/ヘドロウェーブ/テラバースト/ニトロチャージ
対面性能高い要員その3
調整はうわっきーさんの調整をそのまま流用させていただきました。
Cにあまり努力値を割かなくても特性のおかげで火力が保証される点と、ニトロチャージを覚えることができることから対面性能が非常に高い1匹です。
水テラバーストが考慮されていないことが多く、後出しされやすい炎タイプに勝てるのが強かったです。
パーティ全体として水タイプに対する打点が乏しかったので、草テラスタルでもよかったかもしれないです。
水ロトム@オボンのみ
テラスタイプ:はがね
性格:ずぶとい
特性:ふゆう
実数値:157(252)-×-174(252+)-125-128(4)-106
ごくごく普通のHB水ロトムです。
素早さは後出しができるポケモンがパーティに少ないため、少しでも後攻でボルトチェンジが撃てるように無振りで採用しました。
セグレイブやドドゲザンと一緒に選出することにより、サイクル寄りな戦い方ができ、選出の幅を増やすことができたので採用してよかったと思います。
ただし、セグレイブヘイラッシャの並びを意識して採用したのに、ヘイラッシャへの有効打がボルトチェンジしかないのが少し残念な点でした...。
【選出パターン】
・選出パターン①
⇒ハバタクカミ or セグレイブ or テツノドクガ + ミミッキュ + ドドゲザン
ドドゲザンの通りが良いと感じたらこの選出です。
初手は3匹の中から1番有利対面を取りやすいポケモンを選びます。
・選出パターン②
⇒ハバタクカミ、セグレイブ、テツノドクガ、ドドゲザンの中から3匹選出
トリックルームは必要ないと感じたらこの選出です。
選出パターン①より対面構築色が強くなってしまうため、選出するポケモンがかなり重要になります。
・選出パターン③
⇒セグレイブ orドドゲザン + 水ロトム @1
水ロトムを選出する場合、サイクル寄りな戦いになるため、セグレイブかドドゲザンは必須になります。
ヘイラッシャ入りの構築にはほとんどこの選出でした。
【きついポケモン】
・ヘイラッシャ
後出しできて有効打があるポケモンが水ロトムしかいないです。
ミミッキュののろいで削ってから、ドドゲザンでゴリ押しはできますが、かなり不安定な戦いになるのでおすすめはしないです。
・キョジオーン
ほぼ100%の確立でこちらのポケモン1匹は倒されてしまいます。
2匹で殴り続けて強引に突破しましょう。
ただでさえ倒すのに苦労するのに、ステルスロック + あくびのコンボを決められると無理です...。
・テツノカイナ
一応水ロトムの鬼火で火力を下げることはできます。
しかし、水ロトムからの有効打は特にないですし、ボルトチェンジは先攻になってしまうので、有利対面ではないです。
・イルカマン
水ロトムを消耗させられてしまうと勝てないです。
・受けループ
以下の方法でしか対応できなく、しかも全く安定しないので基本的に勝てないです。
①ハバタクカミ + ミミッキュ +ドドゲザンを選出する。
②ハバタクカミのちょうはつで相手の動きを封じながら少しダメージを与える。
③ミミッキュののろいでドドゲザンの起点を作る。
④ドドゲザンでつるぎのまいを積む。
⑤くろいメガネ + そうだいしょう×2 + 悪テラスタル + A2↑の超火力でゴリ押す。
【最後に】
今月はあまりポケモンに時間を費やすことができなかった結果、シーズンの序盤に構築を考え、環境の変化に対応せずに最後まで再考察をしないで本構築を使い続けました。
シーズンの序盤は考察通り、トリックルームが環境に刺さっており、勝率75%越えで3桁到達できたりして順調でした。
しかし、中盤以降からヘイラッシャやキョジオーン等の受けポケモンが増えてきて、対面構築が戦いづらい環境となってしまい4桁でのフィニッシュとなってしまいました。
受けポケモンの対策をもっと採用することによって本構築のコンセプトはまだまだ実用できると思っております。
ここまで読んでいただきありがとうございました。